正しいマットレスの選び方|専門店が教える失敗しない基準
マットレス選びは「価格」や「口コミ」だけで決めてしまうと、腰痛や寝不足などの原因になることがあります。本記事では、寝具専門店として長年お客様の睡眠を見てきた立場から、寝具に詳しくない方でも理解できるように「正しいマットレスの選び方」をわかりやすく解説します。体型や寝姿勢、年齢によって合うマットレスは異なります。この記事を読むことで、自分に合わないマットレスを避け、後悔しない選び方の基準がわかります。

マットレス選びで一番大切なのは「体に合っているか」
マットレス選びで最も重要なのは、自分の体に合っているかどうかです。高価なマットレスや有名ブランドであっても、体に合わなければ快眠にはつながりません。逆に、価格が控えめでも体に合っていれば、睡眠の質は大きく向上します。
多くの方が「硬めが良い」「柔らかい方が楽そう」とイメージで選びがちですが、正解は人それぞれ異なります。体格、寝姿勢、筋力、年齢によって、必要な支え方は変わるためです。

なぜマットレス選びを間違えると不調が起きるのか
睡眠中の姿勢は8時間以上続く
人は一晩で約6〜8時間、同じマットレスの上で体を預けています。この間、合わないマットレスを使っていると、知らないうちに体へ負担がかかり続けます。
例えば、柔らかすぎるマットレスでは腰が沈みすぎてしまい、背骨が不自然に曲がります。逆に硬すぎると、肩やお尻など一部に圧力が集中し、血流が悪くなります。
「寝ている時の姿勢」が崩れると回復できない
睡眠は本来、体を回復させる時間です。しかし姿勢が崩れたまま眠ると、筋肉が緊張し、疲労が抜けにくくなります。その結果、朝起きたときに「腰が痛い」「肩が重い」といった不調につながります。
正しいマットレス選びの5つの基準
① 体圧分散ができているか
体圧分散とは、体にかかる圧力を一部に集中させず、全体に分散することです。体圧分散ができているマットレスは、肩や腰だけが沈み込まず、自然な寝姿勢を保てます。
簡単なチェック方法として、仰向けで寝たときに「腰の隙間が空きすぎていないか」「肩やお尻が痛くならないか」を確認しましょう。
② 寝姿勢に合っているか(仰向け・横向き・うつぶせ)
人の寝姿勢は大きく分けて、仰向け・横向き・うつぶせの3タイプがあります。
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仰向け寝:腰をしっかり支え、背骨のS字カーブを保てることが重要
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横向き寝:肩が無理なく沈み、首から背骨がまっすぐになることが大切
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うつぶせ寝:反り腰になりやすいため、沈みすぎない適度な硬さが必要
自分がどの姿勢で寝ることが多いかを把握することが、マットレス選びの第一歩です。
③ 体型・体重に合っているか
同じマットレスでも、体重50kgの方と80kgの方では感じ方が大きく異なります。体重が軽い方は硬すぎると圧を感じやすく、体重がある方は柔らかすぎると沈み込みすぎます。
「万人に合うマットレス」は存在しないため、体型に応じた反発力や構造を選ぶことが重要です。
④ 寝返りが打ちやすいか
寝返りは、血流を促し体温調整を行う大切な動きです。マットレスが合っていないと、寝返りのたびに無意識に力を使い、眠りが浅くなります。
適度な反発力があり、体を押し返してくれるマットレスは、少ない力で自然に寝返りが打てます。
⑤ 長く使える耐久性があるか
マットレスは消耗品ですが、数年でへたってしまうものは結果的に体への負担が増えます。中材の品質や構造を確認し、耐久性も選ぶ基準に入れましょう。

専門店で相談するメリット
ネットや店頭表示だけでは、自分に合うかどうか判断が難しいのがマットレスです。専門店では、寝姿勢や体型、現在の睡眠の悩みをヒアリングしたうえで、実際に試し寝をしながら確認できます。
睡眠のお悩みは東京FUTONカンパニーのお店またはLINEでもご相談できます。
無理な売り込みではなく、「今の体に必要かどうか」を基準に提案できるのが専門店の強みです。
まとめ|正しい選び方で睡眠は変えられる
マットレス選びで大切なのは、価格や評判ではなく「自分の体に合っているか」です。体圧分散、寝姿勢、体型、寝返りのしやすさ、耐久性といった基本を押さえることで、失敗のリスクは大きく減らせます。もし選び方に迷ったら、一人で悩まず専門店に相談することも有効です。正しいマットレスを選ぶことは、毎日の疲れをきちんと回復させ、将来の体を守る投資でもあります。

