正月明けに眠れない原因とは?睡眠が乱れる理由と専門店が教える整え方

正月明けに眠れない原因とは?睡眠が乱れる理由と専門店が教える整え方

正月明けに「眠れない」「だるい」と感じていませんか?

正月休みが終わった途端、「夜なかなか眠れない」「朝がつらい」「日中ぼーっとする」と感じる方は少なくありません。実はこれ、多くの人が経験する正月明け特有の睡眠トラブルです。
本記事では、寝具専門店の視点から、正月明けに睡眠が乱れる理由をわかりやすく解説し、生活習慣・体内リズム・寝具の3つの側面から、無理なく睡眠を立て直す方法をお伝えします。
「気合いや根性で何とかする」のではなく、仕組みを理解して整えることが、正月明けの不調を長引かせない最大のポイントです。


正月明けの睡眠不調は「体内時計のズレ」が最大の原因

正月明けに眠れなくなる一番の理由

結論からお伝えすると、正月明けの睡眠トラブルの正体は、体内時計(生活リズム)のズレです。
人の体は、毎日ほぼ同じ時間に寝て、同じ時間に起きることで、自然と眠くなり、自然と目覚める仕組みを持っています。しかし正月休み中は、

  • 寝る時間が遅くなる

  • 起きる時間が遅くなる

  • 食事や入浴の時間がバラバラになる

といった生活になりがちです。このズレが、休み明けに一気に表面化します。


なぜ正月明けは睡眠が乱れやすいのか

理由① 体内時計が簡単にズレて、戻りにくいから

体内時計とは、脳や体が「今は昼」「今は夜」と判断する仕組みです。
正月中の夜更かしや朝寝坊によって、体内時計は簡単に後ろへズレます。しかし、元に戻るには数日〜1週間以上かかることが多く、これが正月明けの不調につながります。

理由② 自律神経が切り替わらないまま仕事が始まるから

正月休み中は、副交感神経(リラックスの神経)が優位になりやすい状態です。
ところが、仕事や日常が再開すると、交感神経(活動の神経)を使う時間が急に増えます。この切り替えがうまくいかないと、

  • 夜になっても頭が冴える

  • 布団に入っても眠気が来ない

  • 寝ても浅く、疲れが取れない

といった状態になりやすくなります。

理由③ 寝具の「違和感」を感じやすくなるから

正月明けは、体が疲れやすく、感覚も敏感になります。
その結果、普段は気にならなかった枕の高さやマットレスの硬さに違和感を覚え、「眠りにくさ」として表に出ることがあります。これは年齢に関係なく起こります。


正月明けに多い睡眠トラブルの実例

ケース① 布団に入っても眠れない

夜更かしの影響で、体内時計が遅れたままになっている状態です。
「布団に入る時間」だけを戻しても、体はまだ眠る準備ができていません。

ケース② 朝がつらく、何度も目覚ましを止めてしまう

体内時計が夜型のままなので、起きる時間が体に合っていません。
睡眠時間は確保していても、質の悪い睡眠になっている可能性があります。

ケース③ 日中ずっと眠く、集中できない

睡眠のリズムが崩れると、深い睡眠(ノンレム睡眠)が減り、疲労回復が不十分になります。
その結果、日中の眠気やだるさとして現れます。


専門店がすすめる|正月明けの睡眠を立て直す3つのポイント

① 寝る時間より「起きる時間」を固定する

眠れないからといって、無理に早く寝ようとする必要はありません。
それよりも、

  • 起きる時間を毎日一定にする

  • 朝起きたらカーテンを開けて光を浴びる

この2つを意識してください。体内時計は朝の光でリセットされやすくなります。

② 入浴と食事の時間を整える

入浴は寝る90分前を目安に、ぬるめのお湯で。
食事は就寝2〜3時間前までに済ませることで、体が自然に眠りに向かいます。
生活リズムを「点」ではなく「流れ」で整えることが重要です。

③ 正月明けこそ、寝具の見直しを

疲れが抜けにくい時期こそ、寝具の影響がはっきり出ます。
特に見直してほしいのは、

  • 枕の高さが合っているか

  • マットレスで腰や背中が沈みすぎていないか

「今の自分の体に合っているか」を基準に考えることが大切です。
睡眠のお悩みは東京FUTONカンパニーのお店またはLINEでもご相談できます。


よくある誤解|正月明けの睡眠でやりがちなNG行動

休日に「寝だめ」をしようとする

寝だめは一時的な眠気解消にはなりますが、体内時計をさらにズラす原因になります。

アルコールで無理に眠ろうとする

お酒は寝つきを良くするように感じますが、睡眠の質を大きく下げます。
特に正月明けは影響が出やすいので注意が必要です。


まとめ|正月明けの睡眠は「戻す」のではなく「整える」

正月明けの睡眠トラブルは、特別なことではなく、多くの人が経験する自然な反応です。大切なのは、「気合で乗り切る」のではなく、体の仕組みに合わせて整えること。
起きる時間を一定にし、朝の光を浴び、入浴や食事の時間を整える。それだけでも睡眠は少しずつ戻ってきます。
さらに、疲れを感じやすいこの時期こそ、枕やマットレスが今の体に合っているかを見直す良いタイミングです。眠りにくさを我慢せず、早めに対処することで、正月明けの不調を長引かせずに済みます。